ウォシュレットと空と俺

ここから出してくれぇ

そう叫ぶのは俺の体内にあるうんこだった

そう俺は久々に会社でうんこがしたくなったのだ

それも出勤した直後に

朝出勤したら着替えてゆっくりタバコを吸い作業の前準備をするというルーティーンがあったので少しイラッとした

我慢しようか考えたがこいつは俺の肛門をノックしてくる

仕方がないうんこするか

俺は着替えた後一階にあるトイレに入った

ちょぉぉ 両方入ってるやん

ふたつしかないトイレが閉まっていた

俺はちょっと待つことにした

すると1分もたたないうちに右側のトイレが開いた

おっ 運がいい

俺はすぐに入った

それからはもう無我夢中でうんこを捻り出した

あぁ 最高だ さらばうんこよ

俺はウォシュレットのボタンを押した

少し冷たかったがそれはそれで気持ち良し

さぁ早く拭いてタバコ吸おう

俺はウォシュレットの止のボタンを押した

ん? んん? 止まらん

おいおい止まらん止まらん ちょぉおぉぉぉぉぉぉぉお

押しても押しても止まらん

動揺を隠せなかった

とりあえず落ち着こうと肛門の隅々まで洗った

よし ボタンを押す 止まらん

はぁぁ

どうしたもんかと考えてるうちにも水は俺の肛門を攻め立てる

ケツを少し浮かしたら止まるタイプのトイレかなと思って浮かしてみても止まらず

ウォシュレットのリモコン?的なやつを外して裏の電池をコロコロした後にボタンを押してみても止まらず

そうこうしてる内にトイレに入ってから10分ぐらい経過していた

やばい早くしないとタバコが吸えん

これをするしかないか…タバコを吸うためにも…

意を決して俺は水が出ている棒を指で押し戻した

止まった

水の音が一気に止み静寂が訪れる

さっきまでの騒ぎは何だったのかと思わせるほどの静寂

一息ついた後濡れた手とケツを拭いた

うんこはついていなかった

ふっ そりゃそうか

事が終わった俺は洗面所で綺麗に手を洗いヒリヒリした肛門とともにトイレを後にした

喫煙所へ向かう道中に見た空はとても穏やかでどこか哀しい空だった

fin

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